一般社団法人 明専会

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明専会報(第924号):お勧め記事のご案内(1)

2023/05/15 文責者:明専会広報部会

第924号(2023年5-6月号)のお勧め記事の1件目は「私の自慢話」です。
大森 勇 様(電H3)がご執筆くださいました。
特許取得に関するお話を、ご経験を交えて書いてくださっています。
是非、ご覧ください。


【私の自慢話】
弁理士×発明家 ~アイデアを実現するために~


電H3  大森 勇

 

 

 こんにちは!大森特許事務所の所長弁理士大森勇と申します。大阪育ちで九州工大では電気工学科専攻、故近藤先生の画像処理研究室を経てH3に卒業しました。子供の頃「王様のアイデア」という、「電卓付きのボールペン」「ワイパー付き眼鏡」等のアイデア商品を集めて展示販売する店(大阪梅田グランドビル32番街)を見てワクワクしながら育った世代です。今は「お客様のビジネスモデルを守るアイデアの提案」ができる弁理士として頑張っています。元々、発明が大好きでしたので、今の仕事ができて嬉しいです。

 子供のころから「人間は‟アイデア”を着想・具体化して世の中を便利に変えていくことができるから『文明』を創り上げることができたんだよ」と聞かされて育てられていました。
 その影響でしょうか小学生当時珍しかったコンピュータに興味を持ち、大阪の日本橋(当時は電気屋とオーディオ屋の街)に通い詰めていました。その頃から、例えば小学校の学級会で「今は、電源をオン・オフするにはスイッチ等が当たり前だが、何れタッチスクリーンに表示させたボタンが、ある時はスイッチになり、ある時は音量調節のボタンになる日が来る」と発表していました。また、「PCに記憶装置のメモリがあり、そこにデータを記憶させることができる、という事実から、今はレコードが主流だが、その音データをメモリの中に記憶させ、再生させる装置が出てくる」と知人に話をしていました。40年以上たった今、振り返ってみると、「iPhone」に、その通りの機能が備わっていますね。
 実は大人になってからも似たようなことを経験しています。「オンラインショッピング」という語がまだ一般的でなく、「通信販売」という語が一般的だった2000年の6月、「購入者の情報をデータベース化して、おすすめ商品を表示させるようなシステムは喜んでもらえるんじゃないのか?」と考え、特許出願(叔父の名で)を行ったことがあります(特開2002-7875号)。審査請求すれば、「特許に成れば、世の中便利になるアイデア」と考えていましたが、経済上の事情で審査請求することができませんでした。今では、購入履歴から、おすすめ商品を知らせてくるシステムは当たり前になっていますが、権利取得していれば・・・・・



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