
本部からのお知らせ
明専会報(第938号):お勧め記事のご案内
今号(第938)のお勧め記事は、表紙とフリートーク「美術で一服(15)」です。
不定期でご寄稿いただいております、「美術で一服」ですが、今号で第15回となりました。
また、今回の表紙は著者の米田浩二氏(雅号 米倉八作)の作品で
第59回亜細亜現代美術展 優秀作品賞を受賞された油彩の絵画です。
掲載の「美術で一服」とともに芸術の秋を感じていただければと思います。
是非ご覧ください。
表紙:「エジプトへの逃避Ⅱ」第59回亜細亜現代美術展優秀作品賞受賞
(解説)ガリラヤ領主のヘロデ王はイエスの誕生を知り身の危険を感じて嬰児の無差別殺戮を始めます。聖母マリアはイエスを連れて夫のヨセフとエジプトへ避難します。新約聖書「マタイ福音書」より。キリスト教絵画の古典的な題材です。私なりに解釈して描いています。(米田浩二 化52)
フリートーク:「美術で一服(15)」
米田浩二 化52
「日本文化財は何故海外に多く有るのか」日本文化財の里帰りと銘打った美術展覧会がしばしば見られます。文化財の移動は戦争の歴史と言われるほど文化財と戦争は関係があります。文化財は戦利品として略奪されるからです。この事を考えてみると不思議な事に気が付きます。日本は2000年の歴史上他民族の侵略を受けた事は一度もありません。世界戦も日清、日露、第一次大戦、第二次大戦と3勝1敗です。この第二次大戦でアメリカを中心とした連合軍に文化財を戦利品として略奪されたのでしょうか…
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