一般社団法人 明専会

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東京支部化学分会総会(七夕会)を開催しました

2020/10/19 文責者:御厨千恵 / 物化H14

日 時:令和2年9月26日(土) 
場 所:鳳龍クラブ(東京センター) 

 

 令和2年9月26日(土)、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた七夕会(東京支部化学分会総会)を、明専会東京センター初の試みとして、東京センター会議室とZoomでハイブリッド開催しました。東京センターでの参加者は9名、Zoomでのオンライン参加者は5名(それぞれ講師1名含む)、東京センターには会議室の様子を写すカメラを設置、Zoom参加者もカメラONにしていただき、開始前の接続テストではお顔も見ながら挨拶や雑談を交わして開始を待ちました。

 

 今年の講演会は『特許のお話』と題して、千葉大学 学術研究・イノベーション推進機構特任教授(特許庁からご出向中)の渋谷善弘氏(制H1)と、特許庁 審査第三部 上席審査長の松田成正氏(情子H4)のお二人にご講演いただきました。
 「特許制度はイノベーションを加速する基盤です」からお話が始まり、特許制度によって、新たに創造された技術は1年6か月後に公開され、世界中の研究者がそのレベルに上がることができる、その繰り返しによってイノベーションが生まれる、という話に参加者は冒頭から興味深く聞き入っていました。
 次に特許出願の動向と化学系の特許審査のトピックス、そして産学連携の推進の重要性についてお話があった後、最後は「理系のお子さんは是非特許庁へ!」という勧誘で参加者の笑いに包まれた中でお話は締めくくられました。質問はまず会場から、次にZoom参加者からと分けて行い、多少の音声不調はあったものの、無事に質疑応答を行うことができました。

 

 講演後の総会では、今年度の体制の紹介・物故者への黙祷・会計報告などの他、化学分会活動(定例の他、千葉地区交流会や化学分会ニュース発行などの化学分会独自の活動)及び東京支部基盤強化活動の紹介を行いました。幹事が熱心に伝えようとするあまり、東京センターで同時に複数PCのマイクがONとなり音声が二重に聞こえてしまう等のハプニングはございましたが、何とか総会までハイブリッド開催で終えることができました。

 

 懇親会は会場参加者のみで行い、従来の「立食ビュッフェスタイル、最後は肩を組んで学歌斉唱」とは打って変わって、感染拡大防止のため「間隔を取って着席でお弁当、ビールは各自手酌、声は抑えめに」というかなり落ち着いた雰囲気の中ではありましたが、渋谷講師への追加質問や、久しぶりに顔を合わせた面々との会話を楽しみ、無事に七夕会を終えることができました。

 

 

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