一般社団法人 明専会

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七夕会 東京支部化学分会総会の報告

2019/08/01 文責者:御厨千恵 / 物化H14

7月13日、恒例の七夕会(東京支部化学分会総会)を、明専会東京センターで行いました。

(参加者24名)

 

 今年の講演会は本学若松キャンパスの第1期生、現在は大学院生命体工学研究科 生態機能応用工学専攻 環境共生工学講座 准教授の前田憲成氏に「環境問題とヘルスケアに役立つバイオ技術の開発」というお話をいただきました。
 ご略歴の後、まずは大学の近況ということで『各指標別の国内大学ランキング』の結果を紹介いただき、「面倒見がよい大学第3位」という結果に先輩方から笑いが起こっていました。

 ご講演では、TNT火薬を分解する菌、服用した薬が汗や尿から排出された下水汚泥をターゲットとして分解する菌、歯周病菌を抑制する菌をはじめとする微生物の研究についてお話しいただきました。「細菌もバカじゃない、仲間が集まるまで大人しくし、集まったら一気に悪さをする」というクォーラムセンシングの話には皆さん興味深く聞き入っていました。

 

 講演後の総会では、新体制(若手幹事)の紹介・物故者への黙祷・会計報告などの他、化学分会活動(定例の他、千葉地区交流会や化学分会ニュース発行などの化学分会独自の活動)及び東京支部基盤強化活動の紹介を行いました。
 懇親会では、中村先輩(化30)による乾杯のご発声の後、七夕会初参加者の面々や、前田先生の級友の松枝さん(物化H13)に自己紹介や近況報告を行っていただき、世代間の交流が大いになされ盛り上がりました。

 

 最後に参加者全員で「学歌」を声高らかに歌い上げて今年度も無事七夕会を終えました。

 

 

 

 

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