一般社団法人 明専会

支部・分会・その他のお知らせ

2025年度 東京支部建設系分会総会・秋季講演会のご報告

2025/11/12 文責者:岡田 光志 / 開62

日 時:令和7年 11月 1日(土) 10:30~15:30
場 所:明專会東京センター/九州工大鳳龍クラブ
出席者:17名 (別表に参加者を掲載)

 

分会長挨拶

●会場での対面での参加及びWebによる参加に謝意。
●今年の春季講演会は昨年同様、外部講師の元本四公団の吉田様に講演をお願いし、盛況であった。総会後、元倉敷市副市長の原様にご講演をお願いしている。
●参加者をふやしていきたいが、平成以降の卒業者の参加が少ない。皆様から働きかけを進めて、若手の参加を増やしていきたいので、皆様のご協力をお願いしたい。

 

1.総 会  10:30~10:55

(1)前回(令和6年度)総会から現在までの活動報告
分会長より活動報告を、小郷幹事より会計を、藤井幹事より会計監査の報告を行った。
●『語り継ごう・技術は人なり』の連載も第10回までHPに掲載した。引き続き掲載を継続する。また、多くの人に知らせるために明専会報にも掲載している。
●令和7年度の春季講演会も外部講師にもお願いし、第二回は吉田好孝 様(国立研究開発法人建築研究所国際地震工学センター講師)に講演をお願いし、講演演題は『本州四国連絡橋における橋梁技術の発展とマレーシアの橋梁技術』であった。
●前回(令和7年度)総会から現在までの活動報告及び会計報告・会計監査報告について、いくつかの質疑が行われたが、原案通り承認された。

 

(2)今後(令和7~8年度)の活動計画 
分会長より活動計画を、小郷幹事より予算計画の説明を行った。
●参加者は昭和の卒業者が大半であるが、新たに参加された平成・令和の卒業生を中心にして若手の参加者の拡充を図りたい。 
●九工大開土会として年4回ゴルフを行っている。
開催地は千葉カントリー川間コースで、関東圏の中心地になるので参加者を増やしたい。(基本偶数月の第二火曜日、または金曜日で2月、8月は寒さ、暑さでなし)。また、2月8月は新橋付近で懇親会を12時頃から行っている。案内の欲しい方は柿原(下記連絡先)まで連絡をいただきたい。

●今後(令和7~8年度)の活動計画及び収支計画(案)について、原案どおり承認された。

 

(3)分会長の交代
●分会長は、柿原 利孝(開46)氏からから藤井 知秀(開57)氏に交代する。

 

(4)報告事項
●鳳龍クラブ賛助会員について(引き続き分会で2口対応する)。
明専会鳳龍クラブのHPにて、東京支部での活動を案内している。
●総会等案内の郵送については、昨年度より、過去数年間、分会活動への参加や返信が無い方への案内状の郵送を廃止した。郵送部数は、従来の280通程度から約110通に削減した。
今後は、講演会のみの春季はメールのみ、秋季は総会と同時開催のため、従来通り郵送とメールを併用して案内を出すとともに、分会ホームページへの掲載を主とした行事等の案内を行う。
●今回も新卒業生にメールを送付したが返信は一通もなかった。また春季講演会の案内はメールのみにするなど、最適な方法を検討していきたい。
●過去、春季講演会の講師は九工大卒業生の先生方にお願いしているが、昨年から外部講師にも対象を広げているところであり、次回(令和8年度)は選定中である。 
なお、来年度の開催は令和8年6月13日(土)とする。
●分会幹事の欠員が解消されていないため、補充のための幹事の選出を実施する。
●『語り継ごう!技術は人なり』寄稿については、明専会報への寄稿を含めて、引き続き年3回の掲載で実施していく。投稿を依頼できる方は卒業年度を問わずお願いしたい。
●明専会本部事務局からの周知事項(①終身会員登録への働きかけ、②海外明専学友会活性化に向けた情報提供、③リカレント・リスキリング教育制度への支援、③同窓の絆強化事業への支援(参加)のお願い、④パートナーシップ×キャリアフォーラム2025)を周知した。

 

2.秋季講演会  11:15~12:30

演題:地方行政の現場から
   ~岡山県倉敷市の地域づくりについて
講師:原 孝吏氏(開56)  技術士(建設)
   ファームシンタックス代表(前倉敷市副市長)

 

講演の概要は以下のとおりである。
●昭和・平成・令和と42年間、岡山県倉敷市役所にて建設技術者として地方行政に従事してきた。
●担当した業務は、農業基盤整備から都市開発や土木事業など、多岐にわたる業務を経験し、もうすぐ還暦で定年退職という平成30年7月に西日本豪雨により戦後最大といわれる真備町小田川の水害からの復興計画づくりにも従事した。
●九州工大では、開発土木学科・浦先生の水工研究室に所属しており、明専寮(S4)にもお世話になった。倉敷市役所で職を得てからは、主に都市計画・街路や市街地再開発などの都市基盤整備事業が中心の技術系公務員生活であり、現在は技術士事務所を開業して現在に至っている。
●倉敷市は歴史的町並みが残るまちとしても全国的にも有名になったが、40年前は今の姿のような街並みではなかった。まちづくりに関わる人々が、意図して歴史的町並みを残そうとし、地元住民と専門家そして行政担当者が連携しながら現在の「美しく古い町並み」をつくってきた。 
●今回は、地方行政の建設系技術職員として、行政担当者(組織内技術士)からみたまちづくりの現場や地域づくりの現場の話題、また最近の都市開発の話題を提供する。
●関わってきた景観は立派な工学であり、景観に取り組めたことは有意義であり、九工大で学んだことが生きている。

 

原様のご講演の後、活発な質疑応答が行われた後、懇親会に移行した。

 

【総会(左)及び秋季講演会(講師:原 様(開56)の状況】

 

【秋季講演会 Web(Zoom)画面状況】

 

【秋季講演会終了後の集合写真】

 

 

3.懇親会  12:40~15:30

●柿原分会長(開46)の挨拶により懇親会を開始した。
●参加者が全員、着席順に抱負・近況等を披露して会話も弾み、懇親を深めた。
●懇親会は大いに盛り上がったが、時間となったため、時間となったため、足立先輩(開41)のご挨拶で中締めとした。
         
【懇親会の状況】

 

 

2025年度総会 秋季講演会 出席者名簿

(14名+Zoom参加3名)

鳳龍クラブ参加者
卒業年 お名前 備考
開56 原  孝吏 講師
開41 足立 二雄
開41 西岡 康博
開41 加藤  武
開46 柿原 利孝 分会長
開47 吉岡 民夫
開49 小澤  明
開49 三好 純一郎
開50 樋口 孝憲
開51 小郷 政弘 幹事
開57 藤井 知秀
開58 山口 省吾
開62 岡田 光志
設建H8 前島  稔
Zoom参加者
開59 田口 智己
設建H9 黒石 真一
建社H16 木内 大介

 

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