支部・その他からのお知らせ

第63回響洋会出席報告

2018/05/23 文責者:木原義幸/開58

 

 

 平成30年5月15日(火)18:00~20:30、北九州市小倉北区の小倉飯店にて、第63回響洋会(北九州地区交流会)が開催され、24名が参加しました。

 今回の講演は、九州歯科大学名誉教授・元同大学副学長の小園 凱夫(こぞの よしお)先生(院金42)による、「突然の脳卒中マヒ、あなたならどうする」でした。

 最初に、小園先生の教え子である西尾一政さん(加47;西日本工業大学学長)から、小園先生の紹介がありました。

 小園先生は、59歳になる直前(平成14年)に左脳内出血を発症され右半身がマヒとなり、さらには66歳になった直後(平成21年)に右脳梗塞を発症され左半身がマヒとなり、その結果、両側マヒで歩行不能になりましが、独自の考え方と工夫を凝らしたリハビリで、「マヒは治らない。6ケ月を過ぎるともうそれ以上の回復は望めない」というリハビリ界の常識を覆したとのことです。

 その考え方は「マヒという後遺症は脳の病であり、脳神経を修復・再構築しなければマヒは治らない」というもので、工夫は、脳を置き去りにした手足を対象とする対処療法的なリハビリに見切りをつけて、”だましのテクニック”で「脳に働きかける自己流リハビリ」でした。

 左手が上がらないときには、右手も同じように上げてみる、操り人形になったつもりで糸に引っ張られているように感じながら上げてみる という事例を、実演を交えて説明していただきました。

 このようなリハビリを根気よく、自発的に続けていると、できなかったことが突然できるようになり、これがモチベーションとなり、さらにリハビリに励むことができ、さらに改善が進む といった好循環が生まれるそうで、6ケ月の壁はないと強調していらっしゃいました。

 脳卒中などはいくら健全に過ごしていても前触れもなく襲ってくるようで、今回の講演は、自分や親の介護に大変役立つ内容でした。

 そして先生は、今回の講演と質疑応答の1時間立ったまま、依然として90分間の大学の講義、英語論文のチェック、月刊誌への連載執筆をなさっており、「今は忙しくて、楽しい」と仰ったことにも感銘を受けました。

 リハビリについて詳しくは、先生の著書「脳をだましておだてるチャレンジリハビリのすすめ」(五曜書房、H23年;Amazon等で購入可能)をご覧ください。

 講演の後、小園先生を囲んでの懇親会に移りました。この中でも、小園先生の手法についての話題で持ちきりでした。
 

( 文責:木原義幸 開58、理事・小倉支部事務局、北九州市役所勤務 )

 

 

 

 

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